Last Updated 2022年8月8日
現在入手可能なサボットのパーツ構成と装薬量を検討しながら、出猟してシカに撃つ日々を過ごした。かなり時間がかかったが、まともに撃発可能な弾ができたと思う。射撃場に行けない以上、安全に撃てる限界の見極めるのがこの冬のテーマだ。
初期型:ガスをおもらし
- 弾頭:ビスマス弾頭335gr
- ハル:フェデラルプラスチックハル
- ワッズ:Claybuster WinAA互換
- 火薬:Hodgdon Longshot
- 雷管:Federal 209A
この構成でまずは銃腔内を通過できるかテストすると難なく通り抜けた。問題ない。下図のようなテスト方法の情報があるので、これに倣った。なおハンドローディング関連について、滝田氏の掲示板で2004~2007年頃の記載にたくさんのTipsが落ちており、爆死防止に活用させていただいた。諸先輩方の試行錯誤の記録に感謝したい。

そこで火薬量20grからのテストである。まずは雷管の膨らみ具合。全然余裕っぽかった。

22~24grまでは結構普通なのだが、26gr以上で問題が発生した。

ワッズのガスシールが貧弱で、燃焼ガスをシールできずに弾頭側まで周ってしまった。ワッズは溶けてちぎれて、さらに26gr以上の装薬量では弾頭が融解して、ワッズに付着している。。。
ガスシールをなんとかしなくては。
改良型:ガスシール追加
- 弾頭:ビスマス弾頭335gr
- ハル:フェデラルプラスチックハル
- ワッズ:Claybuster WinAA互換
- ガスシール:BPI 20ga Obturator gas seal
- 火薬:Hodgdon Longshot
- 雷管:Federal 209A
ガスシールを追加した分、ワッズの先をカットする。自分はひらひらの下端から17mmとした。
この構成はかなりいい。

今回はガスお漏らししてないし、ワッズの分解も弾頭融解もなくうまく行っている
そして限界が来た。

35grにして、違和感のある反動を感じた。ここでハルが限界を迎え、これ以上はやめることにした。射撃場がないので集弾性も初速も不明だ。変な事故を起こしたくないし、今回は34.5grでマックスロードとする。
以下が、各装薬量に応じた雷管状態である。

ちなみに雷管圧力はまだ余裕を感じる。Longshotのデータブックロードをみると、このパーツ構成に近い値では25grくらいがマックスのようだ。

しかし、このデータブックロード値はかなりの安全率を見込んでいると考えられる。
https://www.fareast-gun.co.jp/column/cat7/
実際、このくらいでないと変な弾で抜弾抵抗が大きくなったときに停弾、爆発があるのだろう。
この構成でのマックスロード付近は抜弾抵抗が結構微妙なことになっているらしく、ロールクリンプの出来不出来でワッズが分解したりする。

ロールクリンプの深さを一定に保つ必要がありそうだ。
とりあえず、概ねこのレシピで行こうと思う。安定性確保のためにも、パーツの加工はできるだけシンプルにしたいから構成は決定。威力重視でマックスロードで製造。
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